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【Küss mich, Frosch】(2000年)

■Küss mich, Frosch


2000年のテレビ映画を観ました。グリム童話「かえるの王さま」を元にしたお話で、マティアス・シュヴァイクホーファーが王子です♪

1000年前の王宮に登場したマティアス王子ですが、すぐにカエルに変身させられちゃったので、このままカエル姿で話が進んだらヤダな〜(マティアス目当てで観てますからね)と不安になりましたが、あっさり戻ったので良かった(笑)

現代に現れた1000年前の王子様とくれば、やはり時代のギャップとか庶民との育ちの違いとか、そんなんも期待しちゃいますが、そういうのはほとんどナシ^^; むしろ王子であるハズのマティアスが全然王子っぽくないので、単なる物を知らない変なオトコみたいなコミカルなキャラだったりして、ちょっと変なドラマだったかもしれません。

もちろんロマンティックなファンタジーですから、それなりにステキな感じでしたけどね。

【書きました!】→お気軽映画日記






【ムーンライズ・キングダム】(2012年)

■Moonrise Kingdom


1965年。12歳のサムはボーイスカウトのキャンプから脱走する。彼は1年前に出会った同い年のスージーと、手紙で駆け落ちの計画を立てていて・・・

「グランド・ブダペスト・ホテル」が意外に大丈夫だったので、調子こいて未見だったこれも観てみました。
少年少女の恋物語が中心で、あとはボーイスカウトの少年たちと周りの大人たち、ということで、これも結構観やすい構成だったようです。

ま、あまり盛り上がりはしないので途中少し眠くはなりましたが(汗)、部屋・家などの美術、カワイイ小道具などが目を引く映像がやはり楽しいし、脇役のフランシス・マクドーマンドやブルース・ウィリスなどが好きなイメージで出ていたこともラッキーでした♪

ウェス・アンダーソンにも少しは慣れてきたのかなー






【イノセント・ガーデン】(2013年)

■Stoker


マシュー・グード目当てで録画しました。

母親に心を開かない18歳の娘。最愛の父を亡くしたショックで塞ぎこんでいるだけでなく、日頃から陰鬱さを纏った娘らしい。化粧気のないおとなしい優等生ながら官能性も垣間見せたり。う〜ん...演じたミア・ワシコウスカの美しさが際立つ、ピッタリの役のようでしたね。

マシューが演じたのは、ヒロインの父の葬儀以来屋敷に滞在する父の弟。それまで行方がハッキリしない謎な存在だった得体のしれない男ながら、突然姿を消した家政婦の変わりに手料理を振る舞ったり、美しい微笑みやエレガント風な所作で魅せる、一見ステキな叔父。

彼にまつわるミステリとヒロインとの関係を、スタイリッシュに見せてくれていました。謎について軽く推理しながら観ていましたが、想像できなかった展開でした。ストーリーよりも、映像美が魅力的だと思いました。



【オースティンランド 恋するテーマパーク】(2013年)

■Austenland


"オースティンランド" は、ジェイン・オースティンの小説の世界を体感できるテーマパーク。ジェイン・オースティンの大ファンで『高慢と偏見』のミスター・ダーシーに恋焦がれる30代独身のアメリカ人ジェーンは、貯金をはたいてランドを訪れることを決意し・・・。

本物のオースティン・ファンの方が楽しんで観られる気はしませんが、私は結構楽しめました。

このテーマパーク。現代の機器の持ち込みは禁止、男女の必要以上の接触も禁止、着付けやマナーの指導もあり、結構なりきって体験できるちょっと面白そうな所のようでした。が、役者が演じるお屋敷の男性陣(従業員ももちろん)が、お客である女性陣を気持ち良くさせてくれるようになっていて、要はクラシカルな雰囲気のホストクラブみたいな感じなんですよね。それはそれで面白いかもしれませんが、本格的なオースティン・ファンがターゲットなんでしょ??と考えると疑問点が多いですよね^^;

なにはともあれ、ランドにおけるダーシー的役回りを演じたJJ・フィールドがステキなだけで、すっごく楽しかったです♪



【おとなの恋には嘘がある】(2013年)

■Enough Said


ボディ・セラピストのバツイチ中年女性エヴァは、同じくバツイチ中年男性アルバートと出会い、デートを重ねるようになる。しかし新しい顧客で友人になったマリアンヌが、実はアルバートの元妻だと判明。エヴァはどちらにも真実を話せないまま付き合いを続けるが・・・。

このタイトルだけでパスしちゃう方も多そうですが、勿体ないですよ!ジェイムズ・ガンドルフィーニのラヴコメです♪マフィアや殺し屋役でお馴染みの彼でしたが、「ザ・メキシカン」でのカワイイ感じにヤラれていた私としては、待ってました!って感じです。

ヒロイン:ジュリア・ルイス=ドレイファス、その友人:トニ・コレット、ガンドルフィーニの元妻:キャサリン・キーナー



【ソリタリー・マン】(2009年)

■Solitary Man


かつて大成功を収めたが詐欺罪に問われて落ちぶれてしまった還暦間近の男の話。再起をはかろうとするも、女好きが災いして上手くいかず・・・

ビョーキかってくらいに節操なく女に手を出し続け、家族からも見放されて孤独を噛みしめる男。マイケル・ダグラスがこの上ないくらいぴったりハマっていましたねー。でも、ただそれだけって感じでした^^;

こんなダメ男に優しく手を差し伸べた主人公のかつての学友を演じたダニー・デヴィートが、とても温かくてステキでした。


【東ベルリンから来た女】(2012年)

■Barbara


ニーナ・ホスに興味があるので録画しましたが、重そうな気がしてあまり気乗りしないまま観始めました。実際、全体的に地味なつくりの映画で、東からの脱出的なものを扱っているわりに、サスペンスフルなドキドキなど、盛り上がりが特に無いので、万人受けする感じではなかったですね。

でも、重すぎることはなかったし、私はすぐに主人公バルバラの動向に興味を引かれて集中して楽しめましたよ!これは結構好きなたぐい♪

今回初めて映画で見たニーナ・ホスは、イメージ通りのクールでカッコいい雰囲気の女性を演じていました。役人に監視されている、ワケアリの有能な医師。人と深く関わろうとしない人物なため冷たい印象から入りましたが、彼女の事情や強さ、そしてマジメで心優しい面などが見えてきて、とても魅力的なキャラクタとして好きになれました。




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