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【ホーム・スイート・ヘル/キレたわたしの完全犯罪】(2015年)

■Home Sweet Hell


尻に敷かれるナヨナヨ夫を演じるパトリック・ウィルソンがカワイかった(ただ情けないだけ)のと、デスパのブリーそっくりなキャラを演じるキャサリン・ハイグルがピッタリだった(顔・イメージ)のと、セクシー小悪魔を演じたジョーダナ・ブリュースターがエロかったのと・・・ そんなトコかな。

恐妻家の男が自分の店の新人従業員と不倫。彼女から妊娠を告げられ・・・。

見たまんまのブラック・コメディは分かりやすいけど、もうちょっと「ありそ〜」感のある裏の怖さを漂わせる話だったら、更に面白い作品として印象に残ったかもしれない。



【ビジネス・ウォーズ】(2015年)

■Unfinished Business


ヴィンス・ヴォーンは最近なに観ても同じだからもういいかな?なんて思いつつ、でももしかして何か...とか考えて録画しちゃう。

いわゆるエリートにはなれないけど、やる気と人柄(?)でビジネスを成功させるべく奮闘する男とか、実際はイマイチだけどけど良い父親であろうと奮闘する男とか・・・私の中では最近の彼はそんなイメージが強い。で、この映画も、まさにソレ。

安定のハマリ役とも言えますが、良い人キャラなのに好きになれないってのはキツいですねー。(えぇ、顔ですよ。ゴメンね。)

トム・ウィルキンソンとデイヴ・フランコ、シエナ・ミラー、ジェイムズ・マースデンとニック・フロスト、といった共演者たちの活躍もあって面白い部分も無くはないですし、悪い内容ではないはずです。

【ラブ・パンチ】(2013年)

■Love Punch


熟年元夫婦のラヴコメ・・・とか言っちゃうとイタくてどーしょーもない感じがしますが、テキトー過ぎるクライム系の展開も含め、ドコもかしこも真面目に見るモンじゃないことが明らかなおバカコメディでしたから、ラク〜に楽しめちゃいましたよ!

ピアース・ブロスナンとエマ・トンプソン、ティモシー・スポールとセリア・イムリー。個人的にはこのメンツってトコもツボだったんだろうな。それぞれが熟年ならではの笑いと微笑ましさを炸裂させて、何も考えずに眺められるお気軽コメディに仕上がっていました。ま、話はムチャクチャですけどね^^





【コントラクト・キラー】(1990年)

■I Hired a Contract Killer


アキ・カウリスマキ作品。
自殺する勇気のない男が自分をターゲットに殺し屋を雇うが、気が変わってしまい・・・。

どこかで観た話だなー・・・あ、あれか。「ブルワース」。これが元ネタだったのでしょうか?それともよくあるプロットなんでしょうか。

気の小さい男が静かにオロオロする様は、私がジャン=ピエール・レオーに期待するキャラそのまんま!すばらしい!

ジョー・ストラマーは何の役かしら?とちょっと楽しみに観てたら、パブでギター弾いて歌ってた!いえ、当然ガッカリじゃないんですけど、なんとなく拍子抜け?(笑)


【天才スピヴェット】(2013年)

■The Young and Prodigious T.S. Spivet


ジャン=ピエール・ジュネ作品。
3Dだったんですねー。確かに、列車の走るあの景色に3Dで奥行きが見られたらステキだったんだろうなぁーと思いました。もちろん遊び心のある映像表現の数々も、楽しい効果になっていたのでしょうねー。

それはいいけど、このカラフルでポップな映像と言語が英語(アメリカが舞台)ってこととヘレナ・ボナム=カーターのせいか、途中からティム・バートン映画かと錯覚しちゃいましたよ。いや、文句じゃないです。家族のステキな物語でした。



【シェフ 三ツ星フードトラック始めました】(2014年)

■Chef


ジョン・ファヴロー監督、脚本、主演作品。
ヤな奴がほとんど出てこない、気軽に気持ち良く楽しめる映画でした!
"仕事は一流だけど父親としては最悪"、とかアリガチな話を勝手に先読みしたりしましたが、全然そんなことはない安心設計。
料理評論家の酷評が元でピンチに陥るも、そんなに苦労も見えること無くトントン拍子に復活!現実味は感じにくいけど、楽しいから全然OK!!

とにかく主人公の作る料理のあまりの迫力(カロリーにビビる!)に、自分が食べたわけでもないのに妙に罪悪感を感じてしまいました^^;結局アノ手の食べ物に弱いんですよねー


【17歳】(2013年)

■Jeune & Jolie / Young & Beautiful


フランソワ・オゾン作品。
援交を繰り返す17歳の少女の話。ある日、ホテルで腹上死してしまった客の遺体を残して逃げ出してしまう。捜査の手が及んだことから、援交が家族にバレてしまい・・・。

援交の目的がわからなかったんですよね。父親を求めて、かと思いきや否定していたし(嘘かな?)、お金が欲しいわけでもなさそうだったし。ティーンの考えが理解できないことから、いかに自分が年をとったかを自覚させられる映画?(笑)


【ビッグ・アイズ】(2014年)

■Big Eyes


ティム・バートン作品。
絵の才能のある妻が描いて商才のある夫が売る。お互いが自分の役割をわきまえて上手くやっていければ、最強チームだったかもしれないけども・・・。

この夫は、ひたすら口だけで生きてきたズルい男だったわけですが、なんとなく憎めないとか思っちゃう私も彼の口車に乗せられたのか^^;
エイミー・アダムスもクリストフ・ヴァルツもよくハマっていて、とても良かったです。




【ファーゴ】(1996年)

■Fargo


TV版を楽しんだ後なので、どちらかの方がいい!という感想になっちゃうことを覚悟して観ましたが、これはどっちもいいですね!

TVは長い分ゆっくりしていたり事件が盛りだくさんだったりはしていましたが、だからって映画が物足りないと感じるわけでもなく、TVが冗長と感じるわけでもなく。

気の小さい一見フツーな主人公のクズっぷりも、TVでは徐々に拍車をかけていく感じ、映画の方は最初から飛ばしてる感じ、の差がありましたが、それぞれのフォーマットに合わせて上手く作られてたと思いますし。

優秀な女警察官は、TV版は映画の F.マクドーマンドのキュートなキャラには負けてましたが、応援したくなるキャラだったし。

また、映画版とTV版では、基本枠組みは大体同じだけど、話の内容は違いますから、両方とも新鮮に楽しめるって所もいいですよね!



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